老眼の場合のレーシック治療の流れ
老眼だと自覚されている方へ
老眼の方は、正確な検査を受け、綿密なシミュレーションを行うことが必要です。術前に納得できる見え方を見つけられるかどうかが、大きなキーポイントになります。
老眼の方の術前・術後のステップ
老眼の方の場合、下記のような検査項目や術後の検診などが必要になります。
Step1.近見視力検査
まずは、近見視力(近くの見え方)検査を行います。
どの程度老眼が進んでいるのかを把握し、近視矯正の程度を完全に矯正しても大丈夫か、もしくは弱めに近視を残したほうが良いのかを、ドクターとのカウンセリングで相談し、決定していきます。
その際に普段お使いのメガネやコンタクトレンズと比較して、同程度の回復を希望されるのか、もう少し遠くを重視するのか、もしくは場合によってはさらに弱めに矯正するのかを相談します。
Step2.モノビジョン検査
左右の視力の差が出てくるので、もともと使っているメガネやコンタクトレンズの見え方に左右の差がある場合などには、モノビジョン検査を行うこともあります。
モノビジョンとは、わざと片眼に近視を残す治療法で、片方の眼では近くを、もう片方の眼では遠くを見えるようにする治療を行う方法です。
左右の目で視力の差が出てくるので、ある程の慣れが必要が必要です。
ドクターからのアドバイス
60歳以上の方へ
レーシック治療に年齢の上限はありませんが、60歳以上になると、白内障などの眼の病気が発生しやすくなり、近視・乱視を治療しただけでは視力の回復が不十分の場合があります。
そのため、お客様の眼の状態などをカウンセリングし、場合によってはレーシックをお勧めしないこともございます。(白内障手術後に近視・乱視をレーシックで矯正することは可能です)
特に60歳以上の方は、レーシックが最適な視力回復方法かどうかは、検査をしてみないと、はっきり分からないのが現状です。
ご興味のある方は一度、適応検査を受けていただくことをお勧めいたします。
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