レーシックの感染症予防を防ぐ設備環境とは?
「最新設備=安心・安全」ではありません。
「最新の設備環境があります!!」
このようなうたい文句でアピールしているクリニックも多いかと思います。
もちろん、最新の治療機器には新しい技術が盛り込まれていることが多く、さらなる改良でより良くなっているものが多いのは間違いありません。
一般の方からすると、「設備が最新だから、技術も最新で安心できる」と思われるかと思います。
ただし、最新の設備の中には、単にコストダウンのために作られた機器もあり、「最新=最良」というわけではありません。
単にスペックのみを広告に使用し(照射時間や■次元トラッキングなど)、手術後の視力回復にどの程度の違いがあるのか、炎症発症率はどれくらい違うのかなど、医学的事実を一切、公表していないクリニックもあります。
治療を受ける側からすると、クリニックが提供する限定された情報で、より高い治療方法を選択させられている現状があります。当院では、執刀医がカウンセリングで眼の状態に合わせて術式を提案しており、その際にどういう設備で治療を行うのかも丁寧にご説明しております。
また、クリーンルームだから安心!とうたっているクリニックもありますが、室内がクリーンであること以上に、本質的に大事なのは、術野(手術する眼のあたり)が清潔かどうかです。
たとえ、クリーンルームであっても、汚染された手や器具を使って手術をすれば、当然、感染症は起こりえますし、また、眼も皮脂腺のような部分に入り込んでいるばい菌まで完全に消毒することはできません。 「機器が最新だから安心・安全」といった考えは、一方では間違いではありませんが、本当に安心で安全な手術を実現するためには、医師の正しい知識と徹底した衛生管理が必要不可欠と言えます。
当院の感染症予防対策について
当院では、感染症対策を徹底しており、感染症が起こらないような体制・院内環境を整えております。最新機器を導入し、お客様の心も体も健康に保てるような医院を目指しております。
器具の徹底した衛生管理
医院として当たり前のことですが、眼に接する器具はもちろんのこと、使用する器具などはすべて使い切りを徹底しております。
一度使った器具の使いまわしは、感染症の要因につながりますので、絶対に行いません。
徹底したスタッフの衛生管理
手術前の手洗いは、適切な滅菌薬で行います。
また、紫外線で滅菌済みのディスポーザブルタオルを使用するなど、手洗いにも細心の気を配っております。フラップには汚れが付着しないよう、執刀医はゴム手袋をするなど工夫しております。
室温管理・空調管理
当院の手術室は、20℃±2度の範囲で室温管理しております。レーザー機器は温度に繊細な機器なので、室温管理を徹底し、常に正常に動作するように整えております。
当院で治療を受けられない方でも、レーシック治療をご検討されている方は、どうしても衛生管理が気になると思います。その際は、レーシック治療をお受けになる医院に上記のような感染症予防対策がきっちりされているかどうかの確認をしておくことをお勧めします。
この記事が参考になりましたらシェア・ブックマークお願いします。
レーシックについて気になることや不安と思われていることを検索してください。