大手クリニックと小規模クリニックのレーシック治療体制の違いとは?
大手クリニックの運営体制について
大手クリニックは、ほぼ完全に分業制
大きなクリニックの場合、医師が随時数十人いて、適応検査での診察、手術、アフターケア(手術後の診察)は基本的にすべて異なる医師が行っています。
検査、手術、アフターケアのそれぞれに専門の医師を設けることで、執刀医の実績やクリニックの実績を多く作ることができ、各専門医師にとっては分野に特化した知識やノウハウを得られる、という良い面がある一方で、ほぼ完全に分業制となっているために、適応検査の診察やアフターケア(手術後の診察)は、手術を担当したことがない医師が行っていることが多く、レーシックの手術をする機器を見たこともない医師が、レーシックの診察を行っていたりすることもあります。
そのような場合、適応検査では数値のみを見て手術の適応が判断されてしまうので、治療を希望される方のライフスタイルに合わせた最適な治療が提案されない可能性もありますし、分業制では細かい視力の調整が困難なため(それほどの精度は出せないため)、多くの場合、目標とする視力に関しては触れられずに原則、完全矯正(つまり遠く重視)の矯正となってしまいます。
また、手術後の診察を、手術をしたことがない医師が担当することで、何か眼の異常が生じた場合でも、それを治療する手段に関しての知識が不足しているため、数値のみを見て“問題ないです”と片付けられてしまったり、“様子を見ましょう”の一言で問題を先送りされてしまったりすることもあります。
本来であれば、執刀する医師が治療を希望される方の眼のデータだけではなく、ライフスタイルなども考慮して最適な手術方法、目標視力を提案し、手術後も何か問題が生じたときには適切に治療する必要があります。
当院では専任の医師が担当します。
当院では、執刀医がカウンセリングから手術、アフターケアをすべて担当いたします。つまり、お客様一人に対して専任の医師が担当するイメージと思っていただければと思います。
カウンセリングでは、年齢、どのようなお仕事や生活をされているのか、眼の状態などをお聞かせいただいた上で、どんな治療が適しているのかをご提案いたします。もちろん治療の際は、一人一人の検査データを分析し、豊富な経験に基づいた治療を行います。
術後は執刀した医師がアフターケアまで担当いたします。治療の経過を把握しながら最善の結果を得ることができるよう、トータルサポートいたします。
運営体制の違い
柳津あおやま眼科クリニック | 大きなクリニック:交代医制 | |
運営体制 | 執刀医が、適応検査・カウンセリングからアフターケアまですべて担当。 | 適応検査・カウンセリング、手術、術後の検診まで、すべて違う医師が担当。それぞれの部門で異なる専任の医師が複数人在籍。 |
メリット | ・執刀医がカウンセリングするので、目標視力が設定しやすく、最適な治療プランを提案できる ・検査当日の手術もできる ・術後の定期検診も執刀医が行うので、正確なサポートができる |
・1日に多くの人数を診療できる ・比較的、予約を取りやすい |
デメリット | ・1日に診療できる人数に限りがある ・予約がなかなか取りづらい |
・手術をしたことがない医師が術前のカウンセリングを担当するので、目標視力が設定できない ・金額が高いプランを勧められる ・術後のアフターケア(定期検診など)も流れ作業となってしまう ・検査日に執刀医が不在の場合は、その日に手術を行うことはできない |
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